- 『狩猟』の読み方は?
- どんな意味があるの?
狩猟の読み方
狩猟:【読み方】しゅりょう
▼同義語
- 狩り:【読み方】かり
- 猟:【読み方】りょう
- ハンティング:【読み方】はんてぃんぐ
▼類義語
- 狩り出す
- 遊猟
- 狩り立てる
- 猟する
- 狩りだす
- 狩る
「狩猟」言葉の意味
狩猟とは、銃/罠(わな)/網(あみ)を用いて、山野に生息する野生動物を捕獲することを意味する。日本国内において、狩猟の対象と決められている鳥獣(ちょうじゅう)は48種類となっており、大型獣/中型獣/鳥獣に3分類することが出来る。
狩猟の対象となる野生動物は下記の通りです。
大型獣
- イノシシ
└イノブタを含む - ニホンジカ
└ホンシュウジカ、エゾシカ等 - ヒグマ
- ツキノワグマ
中型獣
- タヌキ
- キツネ
- ノイヌ
- ノネコ
- アライグマ
- アナグマ
- ハクビシン
- ヌートリア
- イタチ(オスのみ)
- チョウセンイタチ
- テン
- ミンク
- ユキウサギ
- ノウサギ
- シマリス
- タイワンリス
鳥獣
- マガモ
- カルガモ
- コガモ
- ヨシガモ
- ヒドリガモ
- オナガガモ
- ハシビロガモ
- ホシハジロ
- キンクロハジロ
- スズガモ
- クロガモ
- ヒヨドリ
- ムクドリ
- キジバト
- スズメ
- ニュウナイスズメ
- ハシブトガラス
- ハシボソガラス
- ミヤマガラス
- キジ(コウライキジを含む)
- ヤマドリ(コジシロヤマドリを除く)
- コジュケイ
- エゾライチョウ
- タシギ
- ヤマシギ
- カワウ
- ゴイサギ
- バン
注意点
これらの狩猟対象動物は、地域により捕獲することが許されている数量や、一定の期間は捕獲することを禁止されている種があります。絶滅を避けるため、捕りすぎを抑えることで、種を守りながらも獣害を最小限に抑える取り組みが行われています。
まとめ
日本における狩猟では、銃砲『散弾銃・ライフル銃・エアライフル(空気銃)』を用いる銃猟と、罠や網を用いる仕掛け猟が行われています。
それぞれに国家資格や許可証が必要となっており、有資格者のみが、狩猟や害獣駆除を行うことが許されています。
古来から行われてきた猟は、猟師と呼ばれる人が代々担うことで、伝統が守られてきましたが、都市開発などで山野の面積が減少。
獣の数が減少して、畜産の発展により、安全な食肉が食卓に安定供給されるようになりジビエ肉の需要も減少。
現在は、猟師を専業とする人はほぼいなくなり、兼業で行う人が主体となっています。