クレー射撃は誰でもできるの?と考えるのは当然です。オリンピック競技にもなっている、スポー競技である『クレー射撃』なので、身体を使う競技なので誰でもできるのではないかと考えるでしょう。しかし、そこには銃規制の厳しい日本ならではの事情がありますので、納得しながらクレー射撃を始めるために必要なことを解説します。
クレー射撃は誰でもできるの?への答え
答え:No
クレー射撃は誰でもできる競技ではありません。これは、新たに競技に参入しようと考えている人には非常に残念なことですが、クレー射撃を始めるためには最低年齢や猟銃の所持許可(銃砲所持許可)を得る必要があります。
クレー射撃では散弾銃を使う!
クレー射撃競技には、主に「トラップ射撃競技」と「スキート射撃競技」がありますが、その2つの競技では必ず散弾銃が使われる規定になっています。散弾銃は、装薬銃というカテゴリーの実銃で、火薬と散弾(鉛や非鉛の粒)をワッズ呼ばれる薬莢に収めた弾丸を使い、一定の殺傷能力を有する道具であることから、公安委員会が例外的に発行する「銃砲所持許可」を得た者以外には所持することが許されません。
欠格事由が定められている
クレー射撃に用いられる散弾銃は、日本国内では『猟銃』というカテゴリーに分類されており、猟銃の所持許可、つまり銃砲所持許可を得るためには公安委員会が定めている欠格事由(許可できない条件)に当てはまらない人物であることが最低条件となっています。
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